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お元気ですか(1138) 「私のカルテ」がん地域連携クリニカルパス

(2011年2月9日) 【中日新聞】【朝刊】【滋賀】 この記事を印刷する

「私のカルテ」がん地域連携クリニカルパス

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 滋賀県がん診療連携協議会の地域連携部会で、患者代表、医師、薬剤師、看護師、医療事務員などの方々が集まって、胃がん、大腸がん、肺がん、肝がん、乳がんの「がん地域連携クリニカルパス」を作成しました。クリニカルパスとは、標準的な診療の内容を記載した計画表です。この計画表を用いて、患者さんの住む地域のかかりつけ医と、がんの手術をした病院の医師が協力して、患者さんを診察し、安心できる質の高い医療を提供することを目指します。かかりつけ医は一般的検査や高血圧など日常の診療を、病院の医師はがんの専門的な診療をします。

 がん地域連携クリニカルパスには、病院・診療所用と患者さん用があります。患者さん用のがん地域連携クリニカルパスが「私のカルテ」です。「私のカルテ」には、連絡先メモ、がんについての留意事項、がんの状態、今後の診療計画、受診時の診療内容と記録、患者さんと医療関係者たちとの連絡ノート、分からないことを尋ねる質問シートなどで構成されています。

 「私のカルテ」は患者さん自身が所有し、管理します。患者さん、かかりつけ医、病院の医師、看護師、薬剤師、栄養士、そのほかの医療関係者が「私のカルテ」で情報を共有して患者さんの診療をします。患者さん自身が治療内容と経過を把握し、かかりつけ医の手厚い診療により日常生活の不安を解消することを目標とします。

 「私のカルテ」を用いて診療する対象者は、まだがんの患者さんの一部だけですが、これからさらに新しいがん地域連携クリニカルパスが作成されて、より多くの患者さんが「私のカルテ」を持つようになるでしょう。 (市立長浜病院・神田雄史=滋賀県医師会)

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