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「薬物依存は病気」 精神保健福祉士の西川さん講演

(2011年12月21日) 【中日新聞】【朝刊】【福井】 この記事を印刷する

立ち直りたいという動機強める支援が必要

画像薬物依存について講演する西川京子さん=福井市の県繊協ビルで

 法務省福井保護観察所による、薬物依存克服をテーマにした講演会が19日、福井市大手3丁目の県繊協ビルで初めて開かれた。薬物依存症の人の家族ら70人が、解決への糸口を探った。

 はじめに同所の担当者が県内の薬物依存症の現状を紹介。昨年、県内では薬物に関する事件で38人が逮捕や書類送検され、近年は横ばいで推移していると説明した。続いて元県立大准教授で、精神保健福祉士の西川京子さん(71)=大阪市=が講演。「薬物依存は性格によるものではなく、病気」とし、回復は可能と説明した。ただ、やめるよう頻繁に注意したり、薬物に手を出さないよう監視したりするなどの対応はマイナスとし「当事者の立ち直りたいという動機を強める支援が必要」と訴えた。

 福井保護観察所では来年1月17日、2月21日、3月6日に県繊協ビルで、薬物依存からの脱却を目指す勉強会を開く。(山本洋児)

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