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「三重花粉情報」 HP開設

(2012年2月17日) 【中日新聞】【朝刊】【三重】 この記事を印刷する

三重大で予報を担当した湯田医師が立ち上げ 

画像開設した花粉予報HPを示しながら、今年の飛散傾向を話す湯田さん=津市修成町のゆたクリニックで

 花粉が飛ぶ季節に合わせ、三重県内全域の花粉予報を紹介するホームページ(HP)「三重 花粉情報」がネット上に開設された。これまでは三重大医学部がHPで公表してきたが、大学で予報を担当してきた湯田厚司医師(48)がクリニックの開業に伴って退職したため、長年の経験を生かして自ら新しいHPを立ち上げた。(加藤弘二)

 耳鼻咽喉科医の湯田さんは15年ほど前から予報に携わっている。毎年11月に津市白山町のスギ林で定点観測し、雄花の付き具合から翌春の飛散傾向を予想。飛散が始まってからは、実際に飛んだ花粉の数を調べ、気温や風向きを踏まえて翌日の予報を立てる。

 新しいHPとなった今年は、県内数カ所の医療機関で調べた飛散数を取り寄せ、予報文を毎日掲載。県内を4地域に分け、翌日の飛散予想を3段階で示している。

 三重県は、スギやヒノキの花粉が全国でも多い都道府県の1つ。鈴鹿山系周辺から出た花粉が、冬型の気圧配置に伴う北西風によって運ばれ、山間部の名張市や伊賀市、平野部の津市や松阪市で飛散量が多くなる。

津市のスギ花粉飛散の年次推移

 今年の飛散量は、過去2番目を記録した昨年よりも少なく、平年並みとなる見込み。やや飛散が遅れており、今週末ごろから本格的に飛び始めるという。湯田さんは「飛散の遅れにより飛散ピークまでの期間が短く、症状が一気に表れることもある。かかりつけ医を受診するなど、早めの予防をしてほしい」と呼び掛けている。

 HPは「三重 花粉情報」で検索するか、ゆたクリニックのHPから閲覧する。

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