松阪市受け入れ セシウム不検出のがれきに限定
市長 「最も厳しい条件で」
東日本大震災のがれきの広域処理をめぐる問題で、受け入れを前向きに検討している三重県松阪市の山中光茂市長は26日の定例会見で、受け入れる場合には、放射性セシウムが不検出の災害廃棄物に限る考えを示した。
県と市長会、町村会は20日、国の基準より厳しい1キロ当たり100ベクレル以下とする独自基準で受け入れることを表明。原子炉等規制法では、100ベクレル以下ならば放射性物質とみなさず、科学的に安全とされる。山中市長は「早期に対応するためには、一番厳しいところでできるかどうか確認することが大事だ」と述べ、最も厳しい条件でシミュレーションしていく考えを示した。
松阪市の基準では、災害廃棄物は「不検出」、焼却灰は、埋め立て処分でも再利用する場合でも、「日常ごみ処理と同程度」とした。
市が想定しているのは、焼却灰からの放射性セシウムが不検出というデータがある岩手県北部のがれき。山中市長は「ハードルが出てきたときには、1つ1つクリアしていく議論が必要」と説明。市民との議論を尽くすため、市は5月27日、市内2カ所でシンポジウムを開く予定だ。(戸川祐馬)
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