名古屋・守山市民病院の民間譲渡先 8月に公募で決定
6月に市民向け説明会
名古屋市は、東部医療センター守山市民病院(守山区守山)の民間譲渡先を公募により8月に決める。本年度末で市立病院としての廃止が決まっており、来年4月から民間病院として運営が開始できるよう準備する。
市病院局が「民間譲渡にあたっての基本的な考え方」案で明らかにした。6月に守山区役所講堂(9日、300人)と守山市民病院(12〜13日、各50人)で市民向けに説明会を開く。
譲渡先は愛知県内で過去5年間の運営実績がある病院開設者を対象に、6〜7月に公募する。有識者や地域住民ら6人で選定委員会をつくり、8月に譲渡先を選ぶ。
主な条件として▽少なくとも10年間は安定的、持続的に医療を提供する▽現在の病床数(101床)での運営をできるだけ維持する▽患者を可能な限り引き継ぐ−などを設ける。土地、建物ともに売却することとし、土地の10年間の転売を禁止する。
守山市民病院は患者数の減少で赤字が続いており、2010年度決算の純損失は8億6千万円。市は民間譲渡のため市議会2月定例会に市立病院として廃止する条例案を提出し、可決された。
市病院局によると、昨年秋に実施した県内の病院開設者へのアンケートで、5事業者が譲渡に関心を示したという。
説明会は申し込み不要、先着順。(問)市病院局経営企画室=電052(972)3337 (石川修巳)
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