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三重県が地域医療支援センター設置 医師不足や偏在解消へ 

(2012年5月2日) 【中日新聞】【朝刊】【三重】 この記事を印刷する

センター長は内田淳正・三重大学長

画像センターの看板を設置する鈴木知事(右)とセンター長の内田学長=県庁で

 三重県は1日、医師の不足や偏在の解消に取り組む拠点「県地域医療支援センター」を設置した。同日、事務局を置く県庁で開所式があり、鈴木英敬知事とセンター長の内田淳正・三重大学長が看板を取り付けた。

 センターは、県が三重大などと連携して医師確保に取り組む組織。若手医師が地域の病院と中核的な病院を行き来しながら勤務することで、専門分野の治療経験を積むプログラムをつくり、その後の県内定着も目指す。医師の確保とキャリアアップ支援を一度に実現する試みで、予算の半分を国が補助する。

 センターは今後、医師不足の原因や、地域・病院・診療科ごとの医師の需要実態などを詳しく調べてプログラム作りに生かす。

 鈴木知事は「県内の医療は厳しい状況が続いている。センターの取り組みで若手医師の確保や定着につなげたい」と期待。内田学長は「県と大学、病院が一緒になり医師の適正配置に取り組むのは県内医療にとって重要だ」と評価した。

 県地域医療推進課によると、県の人口10万人あたりの病院勤務医数は112.1人で全国44位。地域別では伊賀が51.8人、東紀州が65.3人と不足や偏在が目立っている。 (渡辺泰之)

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