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脳卒中リスクを計算で 国立がんセンター

(2013年3月19日) 【中日新聞】【夕刊】【その他】 この記事を印刷する

喫煙・肥満度など6項目を点数化

脳卒中を発症する確率の計算法

 国立がん研究センターなどのチームは19日、年齢と性別、喫煙、肥満度(BMI)、糖尿病、血圧の6項目でそれぞれ点数を付け、合計点で今後10年間に脳卒中を発症する確率を示すシステムを作成した。

 例えば、58歳の喫煙男性で、身長170センチ、体重75キロでBMIが26、降圧薬服用なしで最高血圧が145、最低血圧が89、糖尿病ありの人は、それぞれの項目点数の合計が39点で、10年間の発症確率は12%以上15%未満となる。

 発症確率は最も低い点数で1%未満、最も高いと20%以上となる。BMIは体重(キログラム)を身長(メートル)で2回割った数値。血管の健康度を示す「血管年齢」も算出される。

 茨城など5県の40〜69歳の男女1万5672人を1993年から平均14年間追跡し、脳卒中を発症した790人の解析に基づいた。日本人の脳卒中の原因は、高血圧(35%)、喫煙(15%)、肥満(6%)、糖尿病(5%)などと推計されたという。

 調査した藤田保健衛生大の八谷寛教授(公衆衛生学)は「高血圧や喫煙でリスクが高まることがあらためて示された。生活習慣を見直すきっかけにしてほしい」と話している。

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