つなごう医療 中日メディカルサイト

信州の病院〈44〉 医療法人道悠会松本中川病院 松本市

(2014年5月20日) 【中日新聞】【朝刊】【長野】 この記事を印刷する

総合的に糖尿病診療

画像28床が並ぶ人工透析センター=松本市野溝西の松本中川病院で

 糖尿病を総合的に診られる病院が必要との持論から、糖尿病の専門医である中川道夫院長が13年前に開設した。「質の高い医療」「地域に開かれた医療」「患者本位の医療」の理念のもと、糖尿病とその合併症の診療、人工透析などに一貫して取り組んでいる。

 核は糖尿病内科。糖尿病患者に人工透析する「血液透析センター」は装置を32台設置しており、夜間も患者を受け付ける。合併症患者に対応するため眼科と外科、運動療法、機能回復のためリハビリテーション科を置いている。

 食事は予防、治療の両面で重要であることから、管理栄養士が5人所属する。食生活などを指導する約2週間の「教育入院」が望ましいが、仕事がある社会人には難しいため、外来の際に栄養指導するようにしている。

 中川院長が患者に求める「学んで実行」を反映させようと、検査の値の見方や食事の取り方など身近な話題を伝える「糖尿病教室」を毎月開いている。

 医師、看護師、管理栄養士、理学療法士らが代わる代わる講師を務める。例えば、糖尿病にかかると、特に足の傷が治りにくいことから足の手入れの方法を指導している。

 同じ医療法人が経営する医療サービス付き高齢者向け住宅「悠庵(ゆうあん)」が一昨年、病院の隣にできた。介護が必要な重度の糖尿病患者も入居できる。

 「少しでも病院に通いやすく、安心してくつろいでもらえるような施設にしたい」と中川院長。花壇を整備し、四季折々の彩りを添える計画も進める。

血糖制御、予防に力

 中川道夫院長の話 医師の補充やスタッフの教育により、高度な医療を提供したい。糖尿病の診療のためより良い血糖コントロールに取り組むとともに、予防にも力を入れていきたい。

 医療法人道悠会松本中川病院 ▽沿革 2001年に創設▽診療科 内科、脳神経外科など6科▽常勤医 6人▽松本市野溝西2の3の16▽JR平田駅から徒歩20分▽電話0263(28)5500

画像医療法人道悠会松本中川病院

中日新聞広告局 病医院・薬局の求人