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受診前に薬の残量確認を

アレルギーの窓から

(2015年2月24日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

 薬を毎日忘れずに飲むことは、誰にとっても大変です。飲むのを忘れるのは仕方がないとして、飲んだかどうかを忘れることだってあります。まして、お子さんに毎日飲ませることは大変で、親子げんかの火種にもなります。

 薬を忘れないため、皆さんいろいろな工夫をされています。薬箱を決める、食卓の上に置く、洗面所に置く、カレンダーに貼る。忘れた時のために、あちこちに置いてある、という人もいました。

 私の外来は、多くの患者さんが2〜3カ月ごとの定期受診です。そこで、診察時には毎回「おくすり、どれだけ残っていますか?」と尋ねます。飲み薬はもちろん、塗り薬も使っていないチューブが何本かは残っているものです。1本で1カ月使える吸入薬も、気がついたら新品が一つ残っていた、ということが珍しくありません。

 薬が残っていることを、責めるつもりはありません。次に処方する薬の量を決めようと思っているだけです。使わない薬は医療費の無駄遣いになります。逆に薬を忘れても本当に調子が良いのなら、薬を減らすことも考えます。

 きちんと服薬している方は、受診の前に残った数を確認して、メモしてきてくれます。お子さんにその場で「どれだけ残っているの?」と尋ねる保護者もいます。毎日の服薬を確認していないことが、お見通しですよ。(あいち小児保健医療総合センター内科部長・伊藤浩明)

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