つなごう医療 中日メディカルサイト

「公害なくし環境守ろう」

(2015年5月29日) 【北陸中日新聞】【朝刊】【富山】 この記事を印刷する

新潟水俣確認50年 被害者団体 富山で訴え

画像新潟水俣病をはじめ全国の公害についての現状を紹介する集会=富山市下新町で

 4大公害病の一つ、新潟水俣病の公式確認から50年の節目を迎え、25日から新潟県を皮切りに北信越5県を巡回している被害者団体などからなるキャラバンが27日、富山市内に入り、「公害をなくし地球環境を守ろう」と訴えた。

 全国公害被害者総行動実行委(東京都新宿区)が主催。キャラバンには新潟水俣病共闘会議の高野秀男事務局長、ノーモア・ミナマタ新潟第2次訴訟原告団の皆川栄一団長に加え、東京電力福島第1原発事故での放射能汚染に苦しむ被害者でつくる福島原発訴訟原告団事務局の渡部保子さんも参加した。

 同日夜、富山市下新町の自治労とやま会館で開いた集会では、出席した市民や労働組合員ら約60人に、高野さんが「公害の責任は企業だけでなく国にもある。被害者の救済基準が厳しすぎるのが問題だ」と強調した。

 これに先立ちキャラバンは県庁を訪れ、「環境基本法にのっとって、公害・環境問題に対する施策を推進すること」など3項目からなる石井隆一知事宛ての要請書を、県環境政策課に手渡した。 (青木孝行)

中日新聞広告局 病医院・薬局の求人