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「MERS 冷静に対応を」

(2015年6月13日) 【中日新聞】【朝刊】【静岡】 この記事を印刷する

県、韓国の感染拡大受け

 韓国での中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの発生を受け、県の担当者が12日、県庁で会見し「正しい知識を持って冷静に対応してほしい」と呼び掛けた。韓国での感染拡大は病院内での接触などに限られ「旅行などで訪れるだけでは感染する可能性は低い」と説明した。

 県は2〜11日の4回、感染の疑いがある患者が発生した場合の対応を県内医療機関に通達した。静岡空港のソウル便は週3往復運航している。空港の検疫で異常が確認されたり、入国後に発熱などの症状が出たりした場合は、感染疑いの患者を県内10カ所の指定医療機関に搬送し、検体を県や政令市の研究所で調べた上で公表する。

 県疾病対策課によると、MERSはせきで飛沫(ひまつ)感染するが、感染力はインフルエンザより弱い。奈良雅文課長は「対策にはアルコール消毒が有効。感染の可能性がある病院に不必要に近づかず、マスクをして手洗い、うがいをするなど、基本的な対策をすれば過度に恐れる必要はない」と説明した。

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