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特別支援学級の生徒殴る

(2015年11月17日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

名古屋市千種の中学校 50代教諭傷害容疑

 名古屋市千種区の市立中学校で10月下旬、特別支援学級を担任する50代の男性教諭が、知的障害がある男子生徒の頭を素手で殴り、1週間程度のけがをさせていたことが分かった。教諭や学校側は殴った事実を認め、生徒と保護者に謝罪した。愛知県警が保護者から被害届を受け、傷害容疑などで捜査している。

 中学校によると、10月21日午後の数学の授業開始時に、教諭がげんこつで生徒の頭を殴った。学校の聞き取り調査に教諭本人が認め「指導上のことだった」と説明しているという。当日は、同じ学級のほかの生徒は休みで、数学の授業は受け持ちの担任教諭と男子生徒の1対1で行われた。

 関係者によると、男子生徒は知的障害があり、被害の状況を言葉で正確に説明することが難しいという。殴られた当日、帰宅した生徒の頭が腫れているのに保護者が気付き、本人に尋ねたところ、複数回殴られたことを打ち明けた。医療機関に全治1週間〜3日と診断された。

 教諭は11月9日から休みを取り、現在は自宅で療養している。

 中学校の校長は、本紙の取材に「指導者として子どもを導く立場の者が、けがをさせてしまい大変申し訳ない。再発防止に努める」と陳謝した。

 学校は問題発覚後の10月28日、特別支援学級の保護者を対象に臨時の保護者会を開いて概要を報告した。しかし、通常学級の保護者への説明はなく、市教委は公表していない。市教委の担当者は「教諭らから聞き取り調査中で、事実だとしたら誠に遺憾で、処分を検討する」と話している。

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