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粒子線治療の保険適用決定 小児・骨のがんで

(2016年1月21日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

 厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会は20日、がん粒子線治療のうち小児がんの陽子線治療と、手術が難しく骨や筋肉などにできる骨軟部腫瘍の重粒子線治療に公的医療保険を適用すると決めた。交通事故などで髄液が漏れて頭痛が起きる症状の治療法「ブラッドパッチ」も適用を認めた。いずれも4月から実施する。

 粒子線治療は、水素の原子核である陽子などを加速させた粒子線を照射し、がん細胞をたたく方法。先進医療に指定され、関連して必要な検査代や入院費だけに保険が適用されていた。自費だと300万円前後かかり、保険適用で患者の負担は軽くなる。

 ブラッドパッチは脳脊髄液漏出症の治療法で、正式名は「硬膜外自家血注入療法」。患者自身の血液を損傷部分に入れ、かさぶたのようにふたをして髄液漏れを止める。

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