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地域がん診療病院に長野県立木曽病院 信州上田医療センター

(2016年2月3日) 【中日新聞】【朝刊】【長野】 この記事を印刷する

信大と連携 地域医療格差解消へ

画像地域がん診療病院の指定が決まった県立木曽病院=木曽町で

 長野県の県立木曽病院(木曽町)と信州上田医療センター(上田市)は新年度、厚生労働省の地域がん診療病院に指定される。高度ながん診療態勢を備える信州大医学部付属病院(松本市)と連携することで充実した診療を実現し、地域による医療格差解消を図る。(竹田弘毅)

 地域がん診療病院は、医師や設備が充実している信大付属病院のような拠点病院と、地域の病院が手を結ぶ制度。双方が医師派遣や治療計画を協力することによって遠隔地でも高度な手術や化学療法、放射線治療の提供が可能になる。

 木曽郡や上田市周辺には拠点病院がなかったため、患者たちは高度な医療を受けるために拠点病院に通うなどしており、都市部の患者に比べて負担が大きかった。

 木曽病院は化学療法を施す医師への研修や看護師や放射線技師にがん治療に関わる資格を取得させたりしてきた。新年度からの指定に向け、井上敦院長は「木曽地域のがん診療の質や利便性が高まり、都市部と同じような診療が可能になる」と意気込む。

 県内では昨年4月、北信総合病院(中野市)が地域がん診療病院に初めて指定された。

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