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三重・鈴鹿回生病院 最新のCT装置導入

(2016年2月3日) 【中日新聞】【朝刊】【三重】 この記事を印刷する

精密な検査 1秒以内で

画像新しく導入した最新鋭のCT装置。高速撮影で患者の負担軽減を図る=鈴鹿市の鈴鹿回生病院で

 鈴鹿市国府町の鈴鹿回生病院が、最新のコンピューター断層撮影(CT)装置を導入し、1日から稼働を始めた。

 同様の装置は三重大付属病院(津市)に続いて県内2例目。胸部や腹部などの精密な検査を1秒以下で終えることができ、患者の負担軽減や待ち時間解消を図る。

 CT装置はドイツのシーメンス社製。従来の装置よりも多い2つの管球から、それぞれ異なる強さのエックス線を照射することで、より詳細な画像が得られる。

 管球が動くスピードも速く、胸部検査はわずか0.6秒で完了。心臓や肺といった、動きが激しい臓器の解析に威力を発揮し、短時間の呼吸を止めるのが困難な患者や意識が低下している救急患者、小さな子どもにもスムーズな検査が可能になる。

 被ばく線量の低減も図られ、心筋梗塞などに対する心臓のCT検査の際は、通常のエックス線検査並みの1ミリシーベルト以下という。災害などの停電時でも、非常用電源で検査ができる。

 同病院でのCT検査は年間1万6千件前後。既存の装置との2台態勢になることで、件数の増加を見込んでいるという。(山本克也)

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