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摂食機能治療を充実 長野・松本歯科大がリハビリセンター

(2016年6月3日) 【中日新聞】【朝刊】【長野】 この記事を印刷する
画像摂食機能リハビリセンターの施設を説明する蓜島センター長=塩尻市で

 松本歯科大(塩尻市)は、高齢や障害などでうまく食べられなかったりする摂食嚥下(えんげ)機能障害の人の診察や治療をする「摂食機能リハビリテーションセンター」を、同大学病院に開設した。摂食機能のリハビリに関する中核施設を目指し、専門医や学生らの人材育成にも取り組む。

 摂食嚥下機能障害の原因は、老化やあごなどの形態異常などによる機能低下、発達障害などがあり、早期の発見と治療や訓練などで改善できるという。同歯科大は3年前から準備を進めてきた。

 センターでは、摂食嚥下リハビリテーションが専門の歯科医師蓜島(はいしま)弘之センター長や、消化器内科などの医師6人が診察や治療に当たる。

 エックス線動画撮影装置や嚥下内視鏡などを使い、精密な検査をして患者の状態を診断。治療には作業療法士や理学療法士、管理栄養士らも加わり、喉の筋肉を鍛えるトレーニングのほか、食事の訓練や姿勢調節の訓練、栄養指導などをする。往診にも対応する。

 蓜島センター長は「摂食嚥下リハビリだけでなく、人材育成にも取り組む施設は県内では初めて。誤嚥性肺炎で亡くなる高齢者が増えており、センターが果たす役割は大きい」と語った。

 診察は月〜土曜(土曜は午前のみ)。問い合わせ、予約は松本歯科大病院=0263(51)2300(一ノ瀬千広)

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