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PTSDで監禁致傷罪に

(2016年8月24日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

PTSDで監禁致傷罪に 埼玉の少女誘拐、訴因変更

 埼玉県朝霞市の少女(15)が二年ぶりに保護された誘拐事件で、少女が監禁による心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負ったとして、さいたま地検が監禁罪で追起訴した寺内樺風(かぶ)被告(24)の罪名を、監禁致傷罪に訴因変更したことが、地検への取材で分かった。訴因変更は二十二日付。

 地検が車のナンバープレートを盗んだとする窃盗罪で六月十七日に追起訴していたことも判明。被告は他に未成年者誘拐罪でも起訴されている。

 起訴状によると、二〇一四年三月十日に誘拐した当時中学一年の少女を、今年三月二十七日まで、千葉市や東京都中野区の自宅マンションで監禁し、脱出困難な心理状態に陥らせて重度のPTSDを負わせたとされる。

 また、一三年十二月二十四日ごろから翌二十五日ごろにかけ、川崎市や横浜市、東京都練馬区で、駐車中の乗用車からナンバープレートを計十二枚、取り外して盗んだとされる。

 今年三月二十七日、少女が中野区のマンションから逃げ出して保護され、事件が発覚。寺内被告は同三十一日、県警に逮捕され、調べに容疑を認めて「中学生のころから誘拐願望があった」と供述した。

 捜査関係者によると、少女は千葉市のマンション室内でナンバープレートを見たと証言。被告が少女を車に乗せて連れ去る際、ナンバーで身元が特定されないよう付け替えた疑いもある。

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