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信州大教授の研究 調査委「不正ない」 子宮頸がんワクチン

(2016年11月16日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

 信州大の池田修一教授が厚生労働省研究班の代表として実施した子宮頸(けい)がんワクチンの副作用に関する研究で不正が指摘されていた問題で、外部有識者による信州大の調査委員会は15日、「不正行為は認められない」との結論を公表した。

 池田教授は3月、厚労省の会合で、免疫の異常を起こしやすくしたマウスに子宮頸がんワクチンを接種すると、神経細胞を攻撃する抗体が作られたと発表。雑誌で「都合の良いデータを選んでいる」と指摘された。

 調査対象は池田教授と研究者2人。実験ノートを回収して調べるなどした結果、データの捏造(ねつぞう)や改ざんはなかった。ただ、データは予備段階の実験で得たものだったのに発表の際、断定的な表現を使ったためワクチンが原因で異常が起きたことが科学的に解明されたかのような印象を与えたとし、発表内容の修正と再実験を求めた。

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