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がんだから ともに唄う 名古屋 患者らバンドの演奏会

(2017年1月8日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する
画像がん患者の心境を込めたオリジナル曲を歌うめぐみ音のメンバー=名古屋市緑区の南生協病院で

 がん患者らでつくる音楽バンド「めぐみ音(おん)」のコンサートが7日、名古屋市緑区の南生協病院であった。メンバーの楽しそうな歌声に40人が聞き入った。

 グループは県内を中心に20人。発起人の織田英嗣さん(53)=東郷町=は2006年4月に食道がんが発覚。抗がん剤が効いて手術ができ、生き延びた。会社を辞め、がん患者の支援活動を始めた。その一環で「誰でもできて元気になれることをやろう」と参加者を募り、昨年1月にグループを結成した。

 この日は10人が出演。ピアノとギターに合わせて中島みゆきさんの「時代」やAKB48の「365日の紙飛行機」など8曲を披露した。

 メンバーが話し合って作詞したオリジナル曲「めぐみの詩(うた)」では「ある日突然人生が変わった」と告知を受けたときの苦しさをつづった。それでも「病だからこそ唄(うた)うのさ。私たちには仲間がいる」と前を向く決意を歌詞に込め「ともに唄おう」と歌い上げた。

 抗がん剤治療を続けるメンバーの和田幸子さん(66)=春日井市=は「歌える幸せをかみしめて舞台に立ちました」と笑顔を見せた。

 めぐみ音は偶数月の第2金曜の昼に日進市蟹甲町のにぎわい交流館で定期コンサートを開いている。(問)織田英嗣さん=090(5628)0136(塚田真裕)

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