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〈中日病院だより〉(40) 手首の骨折(リハビリ科)

(2017年1月24日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する

患者の特性に応じ治療

画像手の回復に効果がある「セラピーパテ」を使ったリハビリ治療=中日病院提供

 リハビリ科は、手首の骨折も治療します。若い世代から高齢者まで、患者の特性に応じたリハビリのプログラムが大事になります。

 楽しみながら続けることが大切。そのため、鉄アレイなどの器具や道具を使います。手首の骨折の場合、手術などの後の回復する過程は人によってさまざま。年代によっても違うので、手首を動かす時の負荷を調節する必要があります。

 当院は、工夫の一つとして粘土のように形を変えるシリコン製のリハビリ用品「セラピーパテ」を使用します。手で握ったり、棒で押しつぶしたり。物をつぶしたり、形を変えたりする行為は、いろいろな手の動きを引き出す上でとても大切です。

 運動が単調にならないよう道具を変えることも。少し難しい作業に移る時は意欲が湧き、楽しい時間になります。当院担当者と改善している点を話し合うことで、患者は、順調にリハビリが進んでいる実感がわきます。

 リハビリは階段を上るように徐々に進め、良い機能を取り戻すには、ときに時間を要します。効果的に取り組むために、けがや手首の仕組み、手術内容などを知ってもらい、正しい運動や筋肉の使い方をスタッフと一緒に学べるようにします。治療の流れを知ることは安心感にもつながります。患者が生涯、健康的で快適な生活が送れるようにサポートします。(渡辺康太リハビリテーション科・理学療法士・談)

 中日病院 名古屋市中区丸の内3の12の3。(問)中日病院=052(961)2491

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