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「やけど」「腫れ」 相談4年で20件 エステ超音波機器 注意

(2017年3月3日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

 国民生活センターは2日、エステサロンが美顔や痩身(そうしん)の効果をうたい、体に超音波を当てる機器の施術で、「やけどをした」「腫れた」などと被害を訴える相談が2月までの約4年間に約20件寄せられているとして、注意を呼び掛けた。

 センターによると、「高密度焦点式超音波(HIFU(ハイフ))」機器と呼ばれ、超音波を特定の部位に集中的に当てて体の表面を傷つけず皮下組織を直接加熱できる技術を利用し、前立腺肥大の治療などで使われている。

 医師資格のないエステティシャンが使うと医師法に違反する恐れがあるが、ウェブサイトなどでHIFU機器を使い「脂肪細胞を溶かし、痩せる」「顔を引き締める」とうたうエステが、少なくとも20事業者あるという。

 相談によると、神奈川県の30代女性は腹部に施術を受け、約6カ月のやけどを負った。愛知県の30代女性は顔が腫れ、水ぶくれや傷ができたという。「安全な施術」と強調し、やけどなどのリスクを事前に説明しなかったエステもあった。

 センターは「宣伝内容をうのみにせず、リスク情報を自ら集めて慎重に検討し、エステでHIFU機器の施術を受けるのを控えてほしい」としている。

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