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刻みのりからノロ検出 東京の集団食中毒 滋賀などに出荷

(2017年3月1日) 【中日新聞】【夕刊】【その他】 この記事を印刷する

 東京都立川市の小学校7校で給食を食べた児童ら1000人超が症状を訴えた集団食中毒で、都は28日、給食の親子丼に使われた刻みのりからノロウイルスが検出され「原因食材と考えられる」と発表した。刻みのりは大阪市北区の業者が加工し、同市都島区のメーカー「東海屋」が出荷。東海屋は大阪市の指導を受け製品の自主回収を始めた。

 都や和歌山県などによると、同時期に納品されたのりは、和歌山県御坊市で800人超が発症した給食による集団食中毒で使用。東京都小平市でも2月23日から28日にかけて小学校2校の児童計約100人が嘔吐(おうと)や下痢の症状を訴え、給食に東海屋ののりが使われたメニューがあった。

 刻みのりは昨年12月に東海屋に納品。大阪市によると、賞味期限が同じ製品は学校給食用や業務用として280袋が都や埼玉、和歌山、大阪、滋賀、兵庫、大分の7都府県の卸業者に出荷された。販売時期が重なる製品も含め、回収対象は計約490袋に上る。

 立川市の7校は親子丼を2月16日の給食で提供。その後の検査で、仕入れ先に保管されていた未開封ののりからノロウイルスが検出され、児童の便などから検出されたウイルスと一致した。

 和歌山県の卸業者は御坊市に学校給食用として納入。御坊市では1月に発生した集団食中毒で、のりを使った磯あえからノロウイルスが検出されたが、市の担当者は「原因食材は特定できていない」としている。

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