つなごう医療 中日メディカルサイト

スタッフの理性ない言葉にショック

ホンネ外来

(2017年3月7日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

 5年前に地元の大きな総合病院の産婦人科に通っていたときのことです。優しい女性の医師をはじめ、親身になって関わってくださった医療スタッフには大変感謝しています。しかし、どうしても忘れられないことがあります。

 その日は診察の直前、担当の医師が緊急手術に入ることになり、手術が終わるのを診察室の中で待っていました。そのとき、カーテンの向こうから医療スタッフの数人が雑談をしている声が聞こえてきてしまいました。

 妊娠中の同僚のうわさ話で、妊娠後期にもかかわらず、おなかの赤ちゃんの胎動があまり感じられないと悩んでいるとのことでした。「もしかしたら障害があるのでは」「もしダウン症や自閉症だったら、子どもを産む意味ないよね」という会話でした。

 患者に直接言ったわけではないのですが、思いやりというか、理性のない言葉に大きく傷つきました。このような気持ちを持った方が医療に携わっていることが本当に悲しかったです。

 (愛知県=女性・33歳)

同じ連載記事
誠意ない往診が苦痛 難聴への配慮に感謝 (2017年3月21日)
受診した医師が「ネットで調べて」 (2017年2月28日)
治るか聞くと説明無し/看護師の励ましに感謝 (2017年2月21日)
国籍を問題にする医師 (2017年2月14日)
検査結果の丁寧な説明に安心 (2017年2月7日)
同じジャンルの最新ニュース
事故多い組み体操の「倒立」 準備練習を十分に (2017年3月24日)
電動車いすで鉄道 訪日外国人もOK (2017年3月22日)
◇地域包括ケアシステムを考えるほか (2017年3月21日)
「頼みの綱」重責を力に 滋賀県立小児保健医療センター 吹上謙一さん (2017年3月21日)
冷蔵庫に「医療情報キット」 持病や薬、連絡先など記入 自治体が配布 手作りで備える人も (2017年3月21日)

中日新聞広告局 病医院・薬局の求人