つなごう医療 中日メディカルサイト

スタッフの理性ない言葉にショック

ホンネ外来

(2017年3月7日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

 5年前に地元の大きな総合病院の産婦人科に通っていたときのことです。優しい女性の医師をはじめ、親身になって関わってくださった医療スタッフには大変感謝しています。しかし、どうしても忘れられないことがあります。

 その日は診察の直前、担当の医師が緊急手術に入ることになり、手術が終わるのを診察室の中で待っていました。そのとき、カーテンの向こうから医療スタッフの数人が雑談をしている声が聞こえてきてしまいました。

 妊娠中の同僚のうわさ話で、妊娠後期にもかかわらず、おなかの赤ちゃんの胎動があまり感じられないと悩んでいるとのことでした。「もしかしたら障害があるのでは」「もしダウン症や自閉症だったら、子どもを産む意味ないよね」という会話でした。

 患者に直接言ったわけではないのですが、思いやりというか、理性のない言葉に大きく傷つきました。このような気持ちを持った方が医療に携わっていることが本当に悲しかったです。

 (愛知県=女性・33歳)

同じ連載記事
顔の傷痕「そのままでも…」にショック (2017年6月27日)
親身な2人の医師に感謝 (2017年6月20日)
認知症の診断書、なかなか書いてもらえず (2017年6月13日)
同じ病院の医師なのに対応正反対 (2017年6月6日)
質問に「がんになるよ」 息子の看病支える言葉 (2017年5月30日)
同じジャンルの最新ニュース
お元気ですか 〈1461〉 増える「過敏性腸症候群」 (2017年6月28日)
岐阜大病院に最新手術ロボ 「ダビンチXi」 (2017年6月27日)
顔の傷痕「そのままでも…」にショック (2017年6月27日)
てんかん薬でも無届け 和歌山の原薬大手 数年前に薬剤変更 (2017年6月26日)
健康な暮らし育む 彦根市の地域医療を守る会代表 川村啓子さん (2017年6月26日)

中日新聞広告局 病医院・薬局の求人