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スタッフの理性ない言葉にショック

ホンネ外来

(2017年3月7日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

 5年前に地元の大きな総合病院の産婦人科に通っていたときのことです。優しい女性の医師をはじめ、親身になって関わってくださった医療スタッフには大変感謝しています。しかし、どうしても忘れられないことがあります。

 その日は診察の直前、担当の医師が緊急手術に入ることになり、手術が終わるのを診察室の中で待っていました。そのとき、カーテンの向こうから医療スタッフの数人が雑談をしている声が聞こえてきてしまいました。

 妊娠中の同僚のうわさ話で、妊娠後期にもかかわらず、おなかの赤ちゃんの胎動があまり感じられないと悩んでいるとのことでした。「もしかしたら障害があるのでは」「もしダウン症や自閉症だったら、子どもを産む意味ないよね」という会話でした。

 患者に直接言ったわけではないのですが、思いやりというか、理性のない言葉に大きく傷つきました。このような気持ちを持った方が医療に携わっていることが本当に悲しかったです。

 (愛知県=女性・33歳)

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