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〈中日病院だより〉(45) 健診センター・大腸がん検診

(2017年3月7日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する

抵抗感少ないCT検査

画像3階の健診センターへ向かう1階の入り口=名古屋市中区の中日病院で

 食生活などの変化で大腸がんが増えています。しかし、精密検査の受診率が低く、当院は健康診断終了後、「便潜血反応陽性者」には保健師が検査の内容や手続きを説明します。内科外来を受診してもらい医師から説明を受け、その日のうちに大腸精密検査の予約を取ることもできます。

 精密検査は「大腸内視鏡検査」と、「大腸CT検査(大腸3D−CT検査)」のどちらかを選びます。大腸CT検査は、組織をとって調べたり、ポリープを切除したりすることはできませんが、抵抗感が少なく、受診率アップが期待されている新しい検査です。

 大腸がんは50歳を過ぎたころから急増し、年齢が上がるほどリスクが高まります。一方、近年は低年齢化も進み、当院で精密検査を受け30代でがんが見つかった方もいます。当初は自覚症状がないことが多く、小さいうちに発見できれば内視鏡による治療もできますので、精密検査が大事になります。

 大腸がんの要因は、生活習慣以外に大腸ポリープがあること、家族に大腸がんになった人がいること、潰瘍性大腸炎やクローン病(炎症性腸疾患)、がんになったことがある場合などです。

 大腸CT検査は、大腸がんのスクリーニング検査としての位置づけも期待され、当院では一次健診として受けることもできます。(近藤かおる健診センター保健師・談)

 中日病院 名古屋市中区丸の内3の12の3。(問)中日病院健診センター=052(961)2496

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