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夫の遺志をリレー 骨髄ドナー登録 充実求める

(2017年3月9日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する
日比美咲氏

 昨年11月に急性白血病で死去した日比健太郎市議=当時(35)=の妻で、同12月の補欠選挙で初当選した妻の日比美咲氏(民進)が本会議で初の質問に臨み、夫の遺志を継ぐ形で河村たかし市長に骨髄移植ドナー登録制度の充実を求めた。

 ドナーを探していた健太郎さんは白血球の型の適合者が4人見つかったが、移植に至らなかった。ドナーには移植時に1週間近い通院・入院が必要で、仕事などを理由に辞退する人が多い。登録者の高齢化も問題となっている。

 市は2017年度当初予算案に、負担軽減策として、ドナー本人や勤務先への助成を盛り込んだが、日比氏は「市内の会社に勤務する市外の人には適用されない。助成が県全域、全国へ広がってほしい」と働き掛けを要望した。

 河村市長は「名古屋だけではなく、県にもやっていただけるようお願いしたい」と答弁。さらに「『命を救った』との感動があればドナーも増える。(現在は認められていない)患者とドナーの対面もできるようにしたい」と意欲を示した。

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