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臓器移植ネット 名古屋一時閉鎖

(2017年3月15日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

 臓器移植で提供者(ドナー)と移植希望者を仲介する日本臓器移植ネットワークは、中部地方の7県(愛知、岐阜、三重、福井、富山、石川、静岡)を担当する移植コーディネーターが常駐する名古屋オフィス(名古屋市中村区)を一時閉鎖した。当面の間、東京と大阪のコーディネーターがカバーする。

 移植コーディネーターは、脳死状態になった患者の家族が臓器提供を希望した場合に病院へ出向き、手順の説明や最終的な意思確認、摘出した臓器の運搬ルートの決定などを担う。

 名古屋オフィスにはコーディネーターが最多で5人、常駐した時期もあったが、最近は1人だった。愛知県は1995〜2016年の臓器提供(心停止後も含む)が271件で全国最多。

 富山、静岡県の業務は東京の本部が、ほかの5県は大阪のオフィスが分担している。一時閉鎖は職員の退職に伴う。時期は未定だが、別の場所に移転し再開する方向。

 ネットワークの広報は「東京や大阪から1〜数時間で行ける地域。支障が出ないようにカバー態勢を整えている」と説明している。名古屋以外にオフィスがあるのは札幌、大阪、福岡の3市。

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