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子の食品窒息死103人 5年間で、未就学児8割

(2017年3月16日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

 消費者庁は15日、菓子や果物、パンなど食品を気管に詰まらせて窒息死した14歳以下の子どもが2014年までの5年間で103人に上り、うち約84%の87人が0〜6歳の未就学児だったとの集計結果を公表した。厚生労働省の人口動態統計の死亡調査票を分析した。

 年齢別では0歳が49人で最も多く、次いで1歳18人、2歳9人、3歳6人、8歳4人の順。食品別ではマシュマロやゼリー、団子など菓子11件、リンゴなど果物5件、ホットドッグなどパン4件が目立った。餅、すし、焼き肉、唐揚げ、チーズによる死亡例もあった。

 これとは別に、各地の30医療機関や日本小児科学会などから昨年12月までの6年間で、同様に子どもが食品で窒息した事故の情報が230件以上寄せられた。死亡例はないが、1〜3センチ大のブドウやグミ、あめ玉を詰まらせたり、細かく砕いたアーモンドを遊びながら食べてむせ込んだりした例があった。

 消費者庁は保護者や保育・教育関係者らに向け「丸くて表面がつるっとした食品は分割して形を変えるなど注意が必要。子どもの口の大きさに合わせ、無理なく食べられる量にし、遊びながら、歩きながら、寝転びながら食べさせるのも控えてほしい」と促した。

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