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〈中日病院だより〉(49) 放射線科・CT 人体輪切り 立体映像も

(2017年4月11日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する
画像撮影した断面を立体に再構築できる=名古屋市中区の中日病院で

 CTはコンピューター断層撮影のこと。例えば肺がん検査は、被ばく線量の少ないエックス線が基本ですが、心臓に隠れて肺全体の7割ほどしか写すことができません。

 CTで輪切りにして撮っていけば、心臓の裏の見えない部分まで細かく見えるし、エックス線では見つからなかった、病変の小さな早期の肺がんを見つけることもできます。

 昔は輪切りの画像だけでしたが、重ね合わせて3次元の立体映像に再構築できるよう進化しています。立体映像にした手の骨を1つずつ外して骨折部分を確認したり、血管に造影剤を入れて撮影し、大動脈瘤(りゅう)や大動脈解離の状態を調べたり。死角の部分や早期の病変は、立体的で細かなCTでしか見つからないものも多いです。

 3月下旬に機械を入れ替え、被ばく線量を抑えることができるようになりました。胸部、腹部を同時に撮影しても、検診なら5分で済み、体の負担も少ないです。(花木保之放射線科技師長・談)

 中日病院 名古屋市中区丸の内3の12の3。(問)中日病院=052(961)2491

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