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オウム病感染で妊産婦2人死亡

(2017年4月11日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

 オウムやインコのふんから感染する「オウム病」にかかり、妊産婦2人が死亡していたことが、厚生労働省などへの取材で分かった。国内で妊産婦の死亡が判明したのは初めてとみられ、専門家は注意を呼び掛けている。

 オウム病は、ペットなどの鳥のふんに含まれる細菌「クラミジア・シッタシ」を吸い込むことで主に感染。潜伏期間は1〜2週間で、急な高熱やせきなどインフルエンザのような症状が出る。厚労省によると、毎年数人から数十人の感染者が報告され、重症化すると死亡する。

 日本医療研究開発機構の研究班などによる2016年度からの調査で、妊産婦2人が感染後に死亡していたことが判明した。感染経路を今後、調査する。

 研究班の柳原格・大阪母子医療センター研究所部長は「妊娠期は抵抗力が弱まるので、ペットの鳥との不必要な接触は避けてほしい」と話している。

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