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〈中日病院だより〉(50)放射線科・MRI 脳梗塞、動脈瘤くっきり

(2017年4月18日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する
画像脳梗塞を早期に発見できるMRI=名古屋市中区の中日病院で

 MRIは、磁気共鳴画像装置のこと。放射線を使わずに磁気と電波を使って体の中の水素原子を揺さぶり、跳ね返ってきた情報を画像にしています。

 頭からつま先まで、前後左右、どんな断面も撮影可能。エックス線を使ったコンピューター断層撮影(CT)では分からない、早期の脳梗塞や隠れ動脈瘤(りゅう)も写し出すことができ、脳ドックなどでも活躍しています。

 脳梗塞で起こる細い血管の詰まりは、輪切りの脳の画像に、白い斑点で写し出されます。造影剤なしで血管だけを描出できるので、動脈瘤も負担が少なく発見できます。

 有名人がかかるなど若年性の脳梗塞が認知され始めたこともあり、脳ドックの受診は年間約二百件と右肩上がりです。家族歴や高血圧などがある三十〜四十代の若い人の受診も増えています。

 MRIは入室から退室まで約二十分。無症状でも脳梗塞のある人は結構いる。検診で分かれば対処のしようもあります。(花木保之放射線科技師長・談)

 中日病院 名古屋市中区丸の内3の12の3。(問)中日病院=052(961)2491

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