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大津の男性 メタボ傾向!? 県保険者協議会の報告

(2017年4月22日) 【中日新聞】【朝刊】【滋賀】 この記事を印刷する

高血圧 湖南、湖西地域高い割合

メタボリック症候群の人の割合

 大津市の中高年男性はメタボ傾向!? こんな分析結果が、県保険者協議会がまとめた健診データの報告書で明らかになった。報告書では、腹囲や中性脂肪の高い人などメタボリック症候群や予備軍と診断された人が、どの地域に多いか地図で示している。メタボリック症候群は、放置すると、脳卒中や心筋梗塞などの進行につながる危険性が高まるだけに、生活習慣の見直しに向け、貴重な資料となりそうだ。(浅井弘美)

 報告書は、19市町が運営する国民健康保険や中小企業の従業員らが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)など35の医療保険者が、2014年度に実施した健康診断を受診した40歳以上約26万3千人のデータを分析。うち33の保険者のデータから県内居住者約22万5千人を抽出し、県平均と市町間を比較して地図にした。

 その結果、メタボリック症候群の診断基準となる腹囲85センチ以上の男性の割合は、大津市と近江八幡市で顕著だった。90センチ以上の女性は、長浜市と甲賀市、野洲市、栗東市が高かった。また、高血圧の人の割合は、男女ともに大津市や高島市、甲賀市など湖南、湖西地域が高かった。血液1デシリットル中の中性脂肪値が150ミリグラム以上の人の割合は、男性は大津市と草津市、湖南市、豊郷町、女性は大津市、草津市、野洲市、湖南市で目立った。

 分析した協議会の事務局を務める県国保団体連合会の担当者は「まず現状を知ってもらい、それぞれの健康づくりに役立ててもらえたら」と話している。

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