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〈中日病院だより〉(54) 心臓検査(臨床検査科) 負荷かけ状態チェック

(2017年5月16日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する
画像運動時の心電図を調べる検査=名古屋市中区の中日病院で

 心電図や胸部エックス線、聴診器での雑音確認などで心臓疾患が疑われる人は、原因を特定するため詳しい検査が必要です。

 超音波を当てて心臓の形や動きを画像に映し出す心臓超音波検査(心エコー)では、胸にゼリーを塗って機器を当てます。心室や心房の大きさのほか、心臓の壁の動きが悪くなっていないか、弁が狭くなっていないか、弁から血液の逆流がないかなどを見ます。

 心臓にあえて負荷をかけて調べることも。トレッドミル運動負荷心電図検査は、胸に電極をつけ、ベルトコンベヤーの上を5〜10分ほど歩きながら心電図を記録します。安静時では見つけられない狭心症や不整脈の発見が目的。速度を速めたり、坂道にしたりと条件を変え、体調を見ながら実施します。

 糖尿病だと動脈硬化により狭心症になりやすいのですが、合併症の神経障害があると、胸の痛みや締め付けに気づかないことがあります。定期的に受けた方がいい検査です。(前川由理臨床検査技師・談)

 中日病院 名古屋市中区丸の内3の12の3。(問)中日病院=052(961)2491

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