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病院で友人の死 教えてもらえず

ホンネ外来

(2017年5月16日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

 乳がんを再発して入院した友人をお見舞いしようと地元の公立病院へ行った時のこと。受付で手続きを済ませ、教えられた病棟へ向かいましたが、病室の名札を見ても名前が見つかりません。ナースステーションで尋ねたところ、看護師と思われる若い女性に「そういう人はここにはいません」と言われました。「転院か退院をされたのですか」と聞くと「それは分かりません。これ以上何もお答えできません」と。にべもない返事に、ぼうぜんとしました。

 おかしいなと思いながら自宅に戻ると、息子さんから電話がかかり、その日の朝に友人が急逝したと知らされました。女性はそれを知らなかったのでしょうか。今となっては分かりませんが、人が亡くなるという肝心の場面にもかかわらず、冷たい対応を取られたことに二重のショックを受けました。

 病院に守秘義務があることは承知しています。女性は事実をマニュアル通りに答えたのだと思いますが、もう少し温かみのある言葉をかけてほしかったです。(愛知県=女性・77歳)

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