つなごう医療 中日メディカルサイト

病院で友人の死 教えてもらえず

ホンネ外来

(2017年5月16日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

 乳がんを再発して入院した友人をお見舞いしようと地元の公立病院へ行った時のこと。受付で手続きを済ませ、教えられた病棟へ向かいましたが、病室の名札を見ても名前が見つかりません。ナースステーションで尋ねたところ、看護師と思われる若い女性に「そういう人はここにはいません」と言われました。「転院か退院をされたのですか」と聞くと「それは分かりません。これ以上何もお答えできません」と。にべもない返事に、ぼうぜんとしました。

 おかしいなと思いながら自宅に戻ると、息子さんから電話がかかり、その日の朝に友人が急逝したと知らされました。女性はそれを知らなかったのでしょうか。今となっては分かりませんが、人が亡くなるという肝心の場面にもかかわらず、冷たい対応を取られたことに二重のショックを受けました。

 病院に守秘義務があることは承知しています。女性は事実をマニュアル通りに答えたのだと思いますが、もう少し温かみのある言葉をかけてほしかったです。(愛知県=女性・77歳)

同じ連載記事
マスク取りに帰らす/闘病支えられた10年 (2017年8月15日)
検診で「子宮あるの」と聞かれ、頭が真っ白 (2017年8月8日)
孫がはねられけが なぜ全身診ない (2017年8月1日)
担当医に薬の副作用相談したら激怒 (2017年7月25日)
総合病院で専門外の医師担当 (2017年7月11日)
同じジャンルの最新ニュース
滑川の開業医・警察嘱託医務め引退 故郷の医療 半世紀支え (2017年8月16日)
◇「癒やしの環境研究会 愛知全国大会」ほか (2017年8月15日)
マスク取りに帰らす/闘病支えられた10年 (2017年8月15日)
三重・若者献血率 脱・全国ワースト 救った命が見えれば (2017年8月14日)
看護師が薬局侵入 医薬品窃盗の疑い 豊川署が逮捕 (2017年8月14日)

中日新聞広告局 病医院・薬局の求人