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バイオ医薬品開発 県施設 来春に使用開始予定 建設計画案

(2017年5月16日) 【北陸中日新聞】【朝刊】【富山】 この記事を印刷する
画像来春完成予定の「未来創薬開発支援分析センター」(仮称)の外観

 県は15日、射水市に建設するバイオ医薬品を開発する「未来創薬開発支援分析センター」(仮称)の計画案を発表した。県薬事研究所敷地内に、最新機器を備えた2階建て施設を建設し、来年5月ごろに使用を始める。(木許はるみ)

 施設は延べ約1300平方メートルで、整備費は建設費と機器代を合わせて計9億4200万円。国と県が半分ずつ負担する。建物正面の外壁の一部に、化学式をイメージした6角形のアルミパネルを装飾。1、2階は試験室や県内企業を対象にした相談室、研修用の会議室など計9室を設ける。

 導入機器は、抗がん剤の医薬品開発などに活用する細胞の分離器や、従来の100倍の精度を持つ質量分析計など、医薬品の開発から品質管理に必要な5つを予定している。

画像センターの内装=いずれも県提供

 定例会見で計画概要を示した石井隆一知事は、「バイオ医薬品の分野は、県は着手したばかり。付加価値の高い製品を開発していく。大学と経済界、産業界が連携する拠点にしたい」と幅広い利用に期待した。

 また、6月4日に開館1年を迎える東京都のアンテナショップ「日本橋とやま館」の来館者数も発表された。2016年度の約10カ月間の来館者は27万6千人、売り上げは2億4800万円だった。都内にある従来のアンテナショップ「いきいき富山館」は16年度の来館者が44万人で、売り上げは2億2千万円だった。 

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