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ドクターヘリ相互利用 富山、新潟両県検討へ

(2017年5月16日) 【北陸中日新聞】【朝刊】【富山】 この記事を印刷する

知事懇談 消防応援体制や誘客も

画像石井隆一知事(右)との懇談に際し、あいさつする米山隆一新潟県知事=富山市内で

 新潟県の米山隆一知事が15日、富山県内を視察し、石井隆一知事と懇談した。両知事は、緊急時の両県のドクターヘリ相互利用に向けて連携体制を検討することを確認した。

 米山知事は、昨年12月に起きた糸魚川市の大火の際に富山県の新川地域消防から隊員を派遣されたことを受けて来県。ドクターヘリと消防応援体制、外国人旅行客の誘客で連携することを提案した。

 米山知事は、新潟県がドクターヘリを2機保有し、2機目は長岡市の長岡赤十字病院へ3月に配備したことを説明。富山県がドクターヘリの拠点にする富山市の県立中央病院と35分で行き来できるという。

 石井知事は「新潟県は東西に長く、中央病院からヘリで向かった方が早い地域が少なくない。実現する方向で前向きに進めたい」と答えた。

 消防の連携については、米山知事は既存の新川地域消防と糸魚川市消防の応援協定に加え、県東部消防(魚津市、滑川市、上市町、舟橋村が所属)と上越地域消防(上越市、妙高市が所属)も含めた幅広い応援協定を要望。石井知事は「糸魚川市の火災で初期消火の重要性を痛感した。趣旨に沿うように市町村と相談したい」と話した。

 観光面は、立山黒部アルペンルートと糸魚川市や上越市、佐渡市を周遊する案などを話し合った。富山県側からは、有害鳥獣対策の連携の提案があった。 (木許はるみ)

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