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平日夜間にHIV検査 きょうから6日

(2017年6月1日) 【中日新聞】【朝刊】【福井】 この記事を印刷する
画像1日から始まるHIV検査普及週間をPRするポスター=県庁で

 エイズウイルス(HIV)検査普及週間(1〜7日)に合わせ、県は1日から6日にかけ、県内各地の健康福祉センターなどで、夜間のエイズ(後天性免疫不全症候群)相談とHIV抗体検査を受け付ける。いずれも無料。匿名で受けることができる。(小川祥)

 県内では福井と丹南の両センターは月に1回、平日の夜に検査を実施しているが、ほかは平日の昼間だけ。働いていて平日の時間確保が難しい人にも検査を受けてもらおうと、PRポスターを作製して呼び掛けている。1日の二州健康福祉センター、2日のますもサロンの検査は即日結果が分かる。ほかは1週間後に通知する。

 県健康増進課によると、県に報告があった新規発生数の1991年以降の累計は82件で、内訳はHIV感染者が48件、エイズ患者が34件。福井大病院(永平寺町)では30人弱が治療を受けている。

 昨年は新規報告は共にゼロだったが、2014年には8件(感染者2件、エイズ患者6件)、15年には4件(1件、3件)と、全国と比べてエイズ患者の比率が高く、同課の担当者は「福井は、発症後に気付く『いきなりエイズ』が多い」と指摘する。

 HIVは早期に感染に気付いて治療を始めれば、エイズの発症を防ぐことができるようになった。だが、感染しても自覚症状がない期間が長く、感染しているかどうかは検査をしないと分からないという。

 同課によると、15年の全国のHIV感染者、エイズ新規患者の8割以上が性的接触が原因だった。担当者は「性行為をする際はコンドームを正しく使い、不特定多数との性行為は避けてほしい。自分だけの問題ではないので、不安の有無に限らず気軽に検査を受けて」と呼び掛けている。

◆各健康福祉センターなどの相談・検査日程

1日 丹南健康福祉センター(鯖江市)午後5〜8時、二州健康福祉センター(敦賀市)午後6〜8時(要予約)、若狭健康福祉センター(小浜市)午後5時半〜8時半

2日 ますもサロン(福井市)午後5〜8時(要予約)

5日 坂井健康福祉センター(あわら市)午後5〜7時

6日 奥越健康福祉センター(大野市)午後5〜7時

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