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医療費の後払いOK 松本歯科大病院 サービス開始

(2017年6月2日) 【中日新聞】【朝刊】【長野】 この記事を印刷する
画像「医療費あと払いサービス」をPRする「Pepper」(左)と説明を聞く来院者(右)=塩尻市の松本歯科大病院で

 松本歯科大(塩尻市)は1日から、「医療費あと払いサービス」を始めた。事前に登録した患者が希望すれば、医療費は後日に口座引き落としされる仕組み。患者の利便性向上が目的で、システムの開発会社によると県内の病院では初の導入となる。

 登録した患者が、診察受け付けの際に同サービスの利用を告げれば、診察後は会計せずに帰宅できる。医療費は利用者の登録口座から引き落とされ、ソフトバンクのスマートフォンを利用している人は携帯電話料金とまとめて支払うこともできる。

 利用対象は外来保険診療、1万円以下の外来自費診療、各種予防接種などで、サービスの利用には1回あたり108円(税込み)かかる。

 同病院には歯科や内科、眼科、耳鼻咽喉科、小児科があり、診療後の会計の待ち時間は長い場合で15分ほどかかっているという。病院側にとっても、会計精算業務が集中する時間の分散化を図れるメリットもある。

 システムを開発した「エムイーエックステクノロジーズ」(東京)によると、全国では病院やクリニックの計約110カ所、薬局約200カ所で導入されている。

 松本歯科大病院は、7日まで1階に案内窓口を開設し、ソフトバンクの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」がシステムをPRしている。同病院統括者の矢ケ崎裕さんは「患者に優しい病院を目指し、さらなる対応をしていく」と話している。(一ノ瀬千広)

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