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〈中日病院だより〉(58) 服薬指導(薬剤科) 薬と相性悪い食べ物も

(2017年6月13日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する
画像患者に服薬指導する薬剤師=名古屋市中区の中日病院で

 薬剤師は、入院患者さんが他の病院でもらってきた「持参薬」と、当院で処方する薬との相互作用を確認した上で、腎機能や肝機能を示す血液検査の結果などもみて、出せる薬や飲み方を調整していきます。

 痛み止めのロキソニンは肝機能、ある抗生物質は腎機能が悪いと使えません。吸収を阻害する飲み合わせもあり、例えば下剤の酸化マグネシウムは、抗生物質の種類によっては2時間以上、空けて飲むよう指導します。内服薬と点滴の組み合わせのほか、種々の注射剤の混合にも支障がないか注意します。

 薬と相性が悪く服用中に食べてはいけないものもあります。有名なのは血栓症を防ぐワーファリンの服用中は、ビタミンKが含まれる納豆や青汁が禁忌。高血圧や狭心症に使うカルシウム拮抗剤は、グレープフルーツの摂取を控えましょう。かんきつ類の中には支障なく摂取できるものもあるので、かかりつけ薬局で相談してみましょう。

 入院患者さんには、薬の作用や内容の説明、保管方法、飲み忘れた時の対処法などを直接説明します。糖尿病の方には、ブドウ糖を持ち歩くといった低血糖への対処法なども伝えます。(守田美奈子薬剤師・談)

 中日病院 名古屋市中区丸の内3の12の3。(問)中日病院=052(961)2491

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