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認知症の診断書、なかなか書いてもらえず

ホンネ外来

(2017年6月13日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

 アルツハイマーの夫は現在73歳。自宅で10年間、尿失禁や徘徊(はいかい)を繰り返す日々が続き、一昨年に特別養護老人ホームに入所しました。今は一人では何もできず、要介護度4です。

 そんな夫の状態が高度障害に当たるということで、発症前に購入したマンションの住宅ローンを弁済してもらう手続きをしました。万一のことがあったときに残りの住宅ローンが全額弁済される生命保険に加入していたからです。特養で薬を処方されているため、担当の内科医に診断書をお願いしましたが「精神科医ではない」「書いたことがない」との理由で断られました。あちこちに相談し、入所前にかかっていた認知症専門の医師がようやく書いてくれました。

 障害年金などの申請でも同じでしたが、認知症の診断書を書いてくれる医師は少なく苦労します。今回の保険会社も診断書の提出を数カ月待つことはよくあると説明していました。患者と家族の心境を理解して早急に対処してほしいです。家族に残された時間は長くはないのですから。(愛知県=女性・71歳)

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