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〈中日病院だより〉(59) 薬の取り扱い(薬剤科) 一包化で飲み忘れ防止

(2017年6月20日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する

 薬剤も保管が悪いと変質します。座薬や点眼薬など、冷蔵庫で保存した方が良い薬もあります。薬局でもらう薬の説明書に書いてある保管法を守ってください。特に注意書きがない場合は、缶に乾燥剤と一緒に入れ、涼しい場所に置いておくのをおすすめします。

 これからの季節、梅雨で湿気を帯びて錠剤の形が崩れたり、夏の暑い部屋で粉薬が黄ばんだりすることも。見た目で形や色がおかしかったら服用しないことです。

 また、以前もらった薬の流用はしないでください。一つの疾患に対して病院でもらった薬は、治ったら処分するのが基本。例えば、同じようなかゆみの症状でも、原因や適切な薬の強さはさまざま。前のかゆみ止めがまた使えるか、素人では判断できません。

 下剤など自己調節するものや、飲み忘れにより余った薬は、病院の医師や調剤薬局に相談すれば、日数調整して余らないようにしてもらえます。

 服用錠剤の多少に関わらず薬の管理が難しいと感じる方は、朝食後、夕食後など飲むタイミングごとに、薬を一つの包みにまとめる「一包化」をしてもらえば、飲み忘れを防ぐのに役立ちます。(荒川敏洋薬剤科長・談)

 中日病院 名古屋市中区丸の内3の12の3。(問)中日病院=052(961)2491

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