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地域医療に貢献「総務大臣表彰」 豊橋市民病院が受賞

(2017年6月25日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する
画像黒字経営を続ける豊橋市民病院=豊橋市青竹町で

 黒字経営をしながら、地域医療に重要な役割を果たしているとして、豊橋市民病院(豊橋市青竹町)が、本年度の「自治体立優良病院」として総務大臣表彰を受けた。看護体制の強化や先進医療の提供などの取り組みが評価された。(五十幡将之)

 全国公私病院連盟の調査では、黒字の病院は全体の3割とされる。今回の表彰は、2011〜15年度に連続して経常黒字を達成した上、16年度も黒字が見込まれる自治体立病院のうち、優れた取り組みをしている病院が対象。豊橋市民病院を含め、全国の5病院が総務大臣表彰を受けた。

 豊橋市民病院は10年から、入院患者7人に看護師1人を配置する手厚い看護体制を取り、16年には大学病院に準ずる先進医療を提供する病院としても認定された。診療報酬が高い先進医療を手掛けつつ、平均入院日数を短くすることで、経営の安定化と患者の医療費の軽減を両立してきたという。

画像表彰式に出席した加藤院長(左)=東京都千代田区で(豊橋市民病院提供)

 東京都内で表彰式があり、原田憲治総務副大臣から表彰を受けた加藤岳人院長(61)は「病院関係者のこれまでの努力のたまもの。引き続き『行って満足した』と言われるよう、地域医療に貢献したい」と話した。

 同病院は東三河の中核病院で、病床は800床。1996年に現在地に移転し、2010年度以降、黒字経営を続ける。15年度は入院で延べ25万8千人、外来で延べ48万4千人の患者を受け入れた。

 県内で過去に公立陶生病院(瀬戸市)、小牧市民病院、豊川市民病院が同じ賞を受けた。県内病院の受賞は10年ぶり。

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