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岐阜大病院に最新手術ロボ 「ダビンチXi」

(2017年6月27日) 【中日新聞】【朝刊】【岐阜】 この記事を印刷する
画像岐阜大に新たに導入される手術支援ロボット「ダビンチXi」=岐阜大病院で

年内導入へ 患部切除など迅速化期待

 岐阜大病院は26日、最新の手術支援ロボット「ダビンチXi」を導入すると発表した。前立腺がんなどは開腹せずに患部を切除でき、迅速な手術がより多くの患者の受け入れにつながると期待する。(兼村優希)

 ダビンチは、手術用具やカメラが付いた計4本のロボットアームを、執刀医が離れた操作台で3次元の立体映像を見ながら遠隔操作し、手術するロボット。アームを差し入れる小さな穴を開けて手術するため、開腹手術よりも患者の負担は軽い。手術時間も短縮でき、後遺症や合併症のリスクも低くなる。

 現在は泌尿器科の前立腺がんと腎臓の部分切除手術のみ保険が適用できる。今後、消化器外科や呼吸器外科などへも適用が広がると予想される。

 県内では既に、2011年から木沢記念病院など3カ所に旧式のダビンチが導入されている。

 最新のXiは、ロボットアームがコンパクト化され、小柄な日本人の体にも適しているとして、岐阜大病院も導入を決めた。費用は4億円。開発した米インテュイティブサージカル社が認定した資格を持つ医師11人を中心に手術チームを編成する。

 この日は、同社の日本法人が持つ体験用のXiも登場。医師らが実際にアームなどを動かして見せた。

 実機は8月ごろに病院に届く。年内には手術に導入したい考えだ。小倉真治院長は「大きな可能性を秘めている機械。大学ならではの新しい手術の方式も開発できるのでは」と意欲を見せた。

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