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市立大病院の救命救急施設 市が新設を検討

(2017年7月1日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する

 名古屋市は30日の市議会総務環境委員会で、救急需要の高まりを受け、瑞穂区の市立大病院に救命救急施設の新設を検討していることを明らかにした。

 市によると、同病院の救命救急センターへの搬送件数は、高齢化などに伴い年々増加。昨年度は5300件超、本年度も6千件前後に上るペースで、市の見通しを大幅に上回っている。市内の他の大規模病院と比べ、施設面積も狭いという。

 藤田和秀議員(自民)は「南海トラフ巨大地震などの大災害に対応するためにも、ハード整備が必要だ」と求めると、病院の担当者は「新しい建築物などをしっかり用意しなければ、これ以上の受け入れが困難になってくる」と指摘した。

 来年度から6年間の名市大の第3期中期目標案でも「救急医療と災害医療の拠点としての機能強化」を掲げており、三芳研二・総務局長は「今の設備は甚だ厳しい。中期目標内に何らかの対応をせざるを得ない」と答弁した。 (安田功)

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