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病気のサイン?月経困難症

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(2017年7月4日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

 月経に伴い、痛み止めをたくさん内服しないと動けず、学校や仕事を休む方、だんだんと痛みが強くなっている方は要注意です。このような生理痛(月経困難症)は大きな病気のサインかもしれません。

 生理痛は、不妊症にも関係する子宮内膜症の発症につながるといわれています。オーストラリアの調査では、思春期に生理痛のある女性は、ない女性に比べ、将来、子宮内膜症になる可能性が2.6倍高いと報告されています。

 また、生理痛がつらいと集中力を欠き、仕事や生活にも支障が出ます。2013年のバイエル薬品(大阪市)の調査によると、女性が月経に伴う不調で仕事を休んだり、婦人科を受診したりすることなどによる経済的損失は年間6828億円に達します。

 また、この調査で、約1万9千人の対象者のうち、74%が月経時の痛みや集中力低下などの自覚症状があると回答した一方、通院したことがある人は20%にとどまります。軽いうちであれば、多くは通院治療で対処できるのに、未受診で治療をしていない女性は多いのです。

 月経に異変を感じている場合には、早めに治療することが大事です。学校や仕事が忙しくても、まずは一度、近くの婦人科や産婦人科を受診することをお勧めします。(産婦人科医・伊藤加奈子)

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