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肥満新療法 共同研究へ

(2017年7月9日) 【中日新聞】【朝刊】【岐阜】 この記事を印刷する

松波総合病院と東京大

画像共同研究を進める(左から)瀬戸教授、松波理事長、愛甲特任准教授=笠松町の松波総合病院で

 小腸に消化吸収を妨げる膜を張ることで肥満を解消する、新たな治療法の実用化を目指し、松波総合病院(笠松町)と東京大が8日、共同研究に取り組むと発表した。

 同病院によると、現在の肥満治療では、胃を切除する外科手術が一般的という。

 共同研究する治療法は、内視鏡を使い、一部の栄養素だけを吸収する膜を小腸の内側に通す。治療が終われば、膜は取り外せる。効果が得やすい素材や栄養素を吸収する穴の大きさなどを研究し、2019年度末までの臨床実験を目指す。

 病院での会見には、松波英寿理事長、東京大大学院医学系研究科の瀬戸泰之教授、愛甲丞特任准教授が出席した。

 治療法を発案した松波理事長は「誰でも気軽にダイエットできる方法をつくりたいというのが(アイデアの)背景」と話した。瀬戸教授は「体に傷をつけない夢の治療法。何とか臨床に結び付けたい」と意気込んだ。(鳥居彩子)

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