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赤ちゃん産める魚津に 富山労災病院産科再び

(2017年7月20日) 【北陸中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

改修費など市負担方針

画像富山県魚津市が産科を設置する方針を固めた富山労災病院。手前の駐車場には産前産後ケアの施設も整備する=同市六郎丸で(一部画像処理)

 お産ができる医療機関の地元復活を検討している富山県魚津市は、市内の拠点病院「富山労災病院」に、分娩(ぶんべん)可能な産科機能を開設する方針を固めた。当初は小規模の診療所の設置を目指していたが、病院内の方が緊急対応面で安心と判断。実現すれば、労災病院としては、2002年以降中止していたお産の受け入れを再開する形になる。(伊東浩一)

 市の基本構想案では、産科は労災病院の空き病室などを使って開設。病床は約10床。労災病院を運営する労働者健康安全機構(川崎市)の正式決定はまだだが、産科の設置主体は労災病院側になる見込みで、市は改修費の全額負担や医師や看護師の確保を受け持つ。

 市は、労災病院の産科復活に合わせて、北側に隣接する駐車場に、妊産婦の産前産後をケアする施設も整備する方針。産後うつなどを防ぐため、保健師や助産師らが産前からの助言指導などをする。

 分娩可能な医療機関の再開を巡っては、昨年4月の市長選で、村椿晃市長が診療所方式での復活を公約に掲げて初当選。市は開設場所を探していたが、労災病院から院内設置の内諾が得られ、リスクを伴う出産時に手術室を使えることや、他の医師の支援が受けられるなどの利点から、診療所から病院内に方針を変更した。

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