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検診で「子宮あるの」と聞かれ、頭が真っ白

ホンネ外来

(2017年8月8日) 【中日新聞】【朝刊】 この記事を印刷する

 数年前、子宮がん検診を受けに総合病院へ行きました。婦人科で検査台に乗ると、年配の男性医師はカーテン越しに「子宮あるの」と聞きました。子宮がなければ検診を受けに行きません。頭が真っ白になり、医師と対面して問診を受けましたが、一言も話せませんでした。

 女性にとって子宮がん検診は恥ずかしさを感じるものです。受けるのはとても勇気がいることです。人をばかにした医師の言い方がどうしても許せず、地元の医師会に電話して意見を言ったところ、数日後に返答がありました。担当者の説明は「先生に言っておきました。それでいいですか」とだけ。医師がどう答えたのかも分からず、誠意を感じられない対応でした。

 もう検診には行きたくないというのが私の本音ですが、夫にがんで先立たれて一人暮らしをする身です。息子や孫たちに迷惑をかけず、このまま元気で過ごすため、今後も検診に行くつもりです。医療関係の方には、検診に行く人の気持ちをもっと理解してほしいと思います。  (三重県=女性・72歳)

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