つなごう医療 中日メディカルサイト

使用済み注射器を誤用

(2017年8月23日) 【中日新聞】【朝刊】【長野】 この記事を印刷する

池田町予防接種 刺した後、気付く

 池田町は22日、生後3カ月〜7歳6カ月の子どもを対象に実施している4種混合集団予防接種で、子ども一人に誤って使用済みの注射器を腕に刺す事故があったと発表した。接種しようと腕に刺したが、薬剤が入っていないことから使用済み注射器と気付いた。この子どもに感染症などの症状はなく、今後も経過を観察する。子どもの保護者らに謝罪した。

 町健康福祉課によると、7月14日に町保健センターで実施された集団予防接種で、生後4カ月〜1歳8カ月の16人が接種を受け、接種事故があったのは2人目の子ども。

 医師は使用済みの注射器はごみ箱に捨てなければならないが、担当した医師が誤って未使用の注射器を置くトレーに戻したのが原因。介助した保健師も他の接種準備でその行為を確認していなかった。

 その前に接種を受けた子どもも含めて血液検査をした結果、ともに生まれつきの感染症はないことを確認した。使用済み注射器を刺された子どもは、今後も血液検査をして経過を観察する。

 再発防止では、医師には介助者が未使用の注射器をトレーに載せて手渡すなどの措置を講じる。大槻覚副町長は「町民にご心配をおかけした。再発防止に努める」と陳謝した。(林啓太)

中日新聞広告局 病医院・薬局の求人