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膵臓がん広く知って 三重大など 10日講演など催し

(2017年9月1日) 【中日新聞】【朝刊】【三重】 この記事を印刷する
画像膵臓がん克服のイベントへの来場を呼び掛ける三重大の医師や学生ら=県庁で

 発見が難しく進行が早いことから「最も難治性のがん」と呼ばれる膵臓(すいぞう)がんを知ってもらおうと、三重大などは10日、津市の同大でウオーキングや講演会を開く。

 早期発見法が確立していない膵臓がんは、患者の5年生存率が9%にとどまり、胃がんの70%、乳がんの80〜90%などと比べて極端に低い。三重大は膵臓がん研究に力を入れ、啓発イベントも2012年から続ける。

 米国発の膵臓がん克服運動は紫色が象徴で、「パープルリボンウオーク&セミナー」と銘打ったイベントは、午前9時から医師や看護師、患者らが大学構内など約3・5キロを歩く。一般参加も募集しており、紫色の服や飾りを身に着けての参加を呼びかける。

 午後1時からは、医師や薬剤師らが、最新の治療法や緩和ケアの現状などを講演。医師らによる無料相談会もある。肝胆膵・移植外科の伊佐地秀司教授は「早期発見を少しでも増やすには、広く膵臓がんを知ってもらうことが重要。関心があればぜひ来場を」と呼び掛けている。(森耕一)

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