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〈中日病院だより〉(68) 乳がん検診(上) 増加中…30代からお勧め

(2017年9月12日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する
乳がん検診の利点・欠点

 乳がんで闘病していたフリーアナウンサー小林麻央さんが6月、34歳で亡くなったことで、乳がん検診を受ける人が増えています。特に30代の若い人の増加が目立ちます。年間約6千人が乳がん検診を受ける中日病院から、放射線技師と臨床検査技師の女性2人が、検査について伝えたいと思います。

 乳がん検診は30代からの受診をおすすめします。全乳がん患者の年齢別で、20代は0.4%、30代は5%、40代は20%。20代はとても少なく、血縁者に乳がんや卵巣がんの人がいる場合を除き、あまり心配しなくても大丈夫です。

 検査には乳腺・乳房専用のエックス線検査「マンモグラフィー」と、超音波検査(エコー)があります。マンモはしこりになる前の「石灰化」の段階でがんを検出するのが得意。ただ、20〜30代前半の方は乳腺が硬くて分厚く、マンモではしこりと区別しづらい上、放射線の感受性が高いため、超音波をおすすめします。40代の方でも乳腺密度の高い人はマンモと超音波の併用をおすすめします。(赤峰美智代診療放射線技師、小林真弓臨床検査技師・談)

 中日病院 名古屋市中区丸の内3の12の3。(問)中日病院=052(961)2491

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